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挫折型経営者の私

会社を立ち上げるにあたっての環境は人それぞれかと思います。

例えば、親が会社経営をしていて引き継ぐといったケースや、

分社化にあたって、子会社の社長とし就任するようなケースなど、

その人が置かれた環境によって様々な起業スタイルがあります。

私の場合は、

1、元々独立願望があった

2、サラリーマンの時に社内起業家になりたくて企画した

3、一度は承認されたが、社内営業を怠ってしまい後日却下となった

4、挫折した

5、だったら自分で会社を創ってやろうと思った!!


このような歴史(?)があります。



挫折型の起業形態は裸一貫社長には多いタイプではないでしょうか。

例えば、 昇給の見込が無く、自ら事業を立ち上げる決心をする、 上司との折り合いが悪く、

仕事がはかどらない 仕事の質を、自分なりに更に高めて行きたい 自分の考える、

顧客満足度を追求したい 指示をされる、仕事のやり方から脱却したいなどの理由から、

独立起業という道を選ぶわけです。


 


起業当初から、十分な経営資源(特に資金関係)が無い状態での起業。

一般的には危険極まりない状態でのスタートをしたような方を、私は応援したいです。

十分な資金、十分な設備、十分な人脈、知識、経験、そして計画。

そういったもの全てが揃いに揃った状態で出発できるような恵まれた方
は、

正直、うらやましい限りです。



起業時点での原動力はマイナスのパワーであることがほとんどではないかと思います。

負のエネルギーは、起業時には大きな推進力となります。

寝る間も惜しんで仕事に没頭することができるのも、

「コンチクショー!」という負けん気から生じるものです。

起業した人はこういう挫折感があるからこそ、人間味があって面白い。

挫折感がマイナスの方向に作用してしまいますとよくありませんが、

それをバネにして飛躍しようと頑張っている中小企業経営者は、

美しくさえもあり、人間的な魅力にあふれています。そのように私は感じます。



「目標」や「経営理念」といったものが、早い時期に固まりやすい半面、

事業が形になるまでの期間は苦難の道を歩むことになると思います。

なぜならば「世の中そんなに甘くない」からであります。

よく、テレビ番組などで成功した起業家が独立の素晴らしさを語っていたりなどしますが、

会社を創って、大成功する、大成功できる例などは百分の一、千分の一の確立です。

成功した人を見て「自分も同じように事業を始めよう!」といってスタートした方で、

同じように大成功したというような方にはなかなかお目にかかれません。



そしてもうひとつ、サラリーマン時代の実績であったり、

常識であったりなどは、一度全て白紙にして、頭の中身をクリアにする必要があります。

これはアタマでは理解することが出来ていても、なかなか体感しないと分からないものです。

サラリーマンの時にどんなに大きなお金を動かしていても、

どんなに多くの報酬をいただいていたとしても、独立したら関係ありません。

1件のお客様から仕事をご依頼いただくことの大変さ。

これは、自分で経営してみないことにはなかなか分からない。

サラリーマン時代のノリで、会社を創って、

1年、2年で廃業してしまったような起業家を私は何人も見てきました。

失敗してしまう方に共通しているのは、

「サラリーマンの時と同じ感覚で」事業をスタートし、商品を整え、

同じ感覚で営業し、商談に望むわけです。

これがいけない。(というケースが多いです)

創業当初は、人間で言うところの「赤ちゃん」です。

そこら辺をよく認識して、商品、サービスを考えて行く必要があるわけです。


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