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仕事の質的変化に悩む

あらゆる経営資源が揃っていたサラリーマン時代と比較すると、

なんと「何も無い」ことか。

プリンターひとつをとってもそうですし、証憑書類関係や、商品、サービスについて、

あるいは契約書や見積書、注文書などの営業ツールについてもしかりです。

そのようなものが全て手元に「有る」状態でスタートできるのか、

「無い」状態からスタートするのか、によって大変度合いは相当異なります。



私が創業当初に悩んだのは、複写式の注文書や契約書が無かったことです。

新しい形のサービスを生み出したい、と思って起業をしましたので、

決った型や雛形というものが無く、とにかくインターネットなどで探しながら、

手探りの状態で、ひとつずつそろえて行きました。


     


フランチャイズ加盟などであれば、そういったツール類は全てそろっているわけですので、

スタートダッシュは全然違いますよね。

私の場合、フランチャイズ加盟ではありませんでしたから、何から何まで自由に出来る代わりに、

何から何まで、手探りな状態からのスタートであったことを思い出します。



しかも悩ましいことに、

事業というものは、創業から起算するとドンドンと成長発展して行くもので、

せっかく作ったものが次の日使えなくなったり、また作り変える必要があったり、

数字を変更する必要が生じたりなど、良くも悪くも変化の連続です。

小さな子供が年々大きく成長して行くように、

会社というものもグングン延びる時期というものがあります。

私たちも、まだまだこれからなので、何度か成長期を迎えることになるかと思います。

そのたびに、会社の組織を変更したり、商品・サービスを変更したり、

そして、仕事の質的変化を実施したりなどして行く必要があるのだと思います。



仕事の質的変化で最も大きなものは、

「大型受注」で経営者自身の時間が多く取られてしまう仕事、

「小型受注」で経営者自身の時間がそんなに取られない仕事、

または、

「大型受注」で時間が取られない、

「小型受注」で時間が取られる、など様々なタイプがあります。

多くの方が目指すのは、

「大型受注」で時間が取られない、という楽なパターンかもしれませんが、

世の中そんなに甘くはありません。

大型であれば大型なりに時間を割く必要がありますし、

当然それなりのものを求められます。

そこら辺が会社に守られていたサラリーマン時代とは違う点です。



創業時は自分ひとりが食うに困らなければ良いわけですので、

「大型受注」狙いで、時間を多く割いても良い業務にまい進することが多いと思います。

しかし、会社が大きくなってくると、受注のスタイルも幅を広げ、

多くのお客様のニーズに応えていかなければいかなくなってきます。

経営者が自分にしか出来ない仕事、ばかりを抱えすぎてしまい、

過労で倒れたりしないようにしなければいけないわけです。

従業員にも任せることが出来るような状態にするのには、

「職人」でなければ出来ない仕事と、経験があまり無い人にでもできるような仕事、

これらを両立させていかなければいけないのです。

ここら辺を体感するまでに私は2年かかりました。

文章で見るとたいしたことは無いですが、直面するとなかなか大変な課題です。


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